第4章 人と人を結びつける「信」と「義」
原文:子貢問政、子曰、足食足兵、民信之矣、子貢曰、必不得已而去、於斯三者、何先、曰去兵、
曰必不得已而去、於斯二者、何先、曰去食、自古皆有死、民無信不立
現代語訳:子貢が政治について尋ねた。孔子が言われた。「食料を豊富にし、軍備を充実させ、人民の信用を得ることである。」
子貢言った。「もしどうしてもやむを得ない事情でこの三つのうちひとつを省くとしたら、どれを真っ先にとりますか。」孔子が言った。「軍備だね」。
「もしどうしてもやむを得ない事情で、残った二つのうちさらにひとつを省くとしたら、どれにしますか?」。
孔子が言われた。「食糧だね。どんな人間でも昔からいつかは死ぬとされているが、人民が信用しなくなったら国は成り立たないよ」

子貢、政を問う。子の曰く、食を足し兵を足し、民をしてこれを信ぜしむ。
子貢が曰く、
必ず已(や)むを得ずして去らば、斯の三者に於て何(いず)れをか先きにせん。
曰く、兵を去らん。
曰く、必ず已むを得ずして去らば、斯の二者に於て何ずれをか先きにせん。
曰く、食を去らん。古(いにしえ)より皆死あり、民は信なくんば立たず。

顔淵第十二-7
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)P85
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